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社会/財団


第34回(2022年度)研究助成募集要項

1.趣旨
ゴム・高分子及びこれと関連する分野の研究について、化学、物理、機械、電気等の学問的領域と接する学際的研究に対し研究費助成を行い、我が国学術の向上進展に寄与しようとするものであります。

2.助成対象の研究分野
ゴムを主体とする高分子化学及びこれと関連する分野の基礎研究、応用研究及び開発研究並びに化学、物理、機械、電気などの学際的研究。

3.助成対象の研究者
大学又は研究機関に所属する研究グループ及び個人研究者を対象とし、次の2つに分類します。
①「一般研究助成」前項に該当する優れた研究を助成します。研究者の年齢制限はありません。
②「田中康之ゴム科学賞」ゴムの科学技術(化学、生物学、物理学、工学)における若手研究者の特に優れた研究の支援を目的とし、大学院博士課程在籍者を含む36歳未満(2022年4月1日現在)の方を対象とします。
 *故 田中康之先生(東京農工大学名誉教授)の遺志に基づくご遺族からの寄付金により、創立されました。ゴム関連若手研究者の励みになる賞として運用させて頂きます。
**故 田中先生のゴムの研究に関しては、例えば次の総説をご一読ください。
Yasuyuki Tanaka,“Structural characterization of natural polyisoprenes; solve the mystery of natural rubber based on structural study”,
Rubber Chemistry and Technology, Vol.74 pp.355-375(2001)

4.助成金額
助成金総額は900万円とし、内訳は下記のようになります。
①「一般研究助成」 100万円 6件以内
これらのうち選考委員会の評価が最も高い優れた研究1件に対し、江野科学振興財団賞として100万円を追加して計200万円の助成を行ないます。
②「田中康之ゴム科学賞」 200万円 1件以内

5.研究期間
研究期間は、原則として1ヵ年以内とします。 尚、当財団は単年度予算で運営されていますので、研究が2年目にまたがるときは中間報告の提出を求めさせていただくことがあります。

6.助成金の使途
助成金の使途は、研究に必要な設備備品費、材料費、旅費、消耗品費等とします。

7.推薦方法(応募方法)
推薦者は申請者が所属する大学等の部局長等とします。 所定の推薦(応募)用紙に必要事項を記入し、当財団宛に1部をご送付願います。

8.推薦(応募)締切期間
2022年7月1日~2022年9月30日(消印有効)

9.選考方法
当財団に設置する選考委員会において以下の項目を基準に審査・選考を行い、理事会において決定します。
①研究課題の独創性及び革新性
②研究課題の学術的重要性
③研究課題の波及効果
④研究計画及び研究方法の妥当性
⑤研究遂行能力

選考結果は2022年12月15日までに各応募者に書面にて通知します。

10.贈呈方法
2023年2月又は3月に贈呈式を行い、同3月末までに所定の口座にお振込みいたします。

11.研究成果の報告
助成金の受領者には、2024年9月末日までに「研究成果報告書」および「助成金の使途明細」をWord又はExcelデータと紙データにて提出していただきます。 書式については、採択後に電子メールにてお送りします。

12.研究成果の公表と発表
「研究成果報告書」は、当財団のホームページに掲載いたします。選考のうえ成果発表をしていただく場合がございます。

(申請書の提出及び問い合わせ先)
公益財団法人 江野科学振興財団 事務局 (担当:江田・上野)
〒102-0083 東京都千代田区麹町二丁目7番地
興国インテック株式会社内
TEL:03-3230-4661 FAX:03-3261-0176
e-mail:enozaidan@kokoku-intech.com
ホームページ: 公益法人等情報公開 共同サイト
申請書: 第34回 研究助成申請書(application34.zip)